でんきやくろこです。

その人は、今年の春にきてくれました。

「100歳になったんだよ!総理大臣から、100歳のお祝いをもらったんだよ」・・・と、

嬉しそうにしていた姿を思い出す。耳が不自由なので、あまり、

会話ができなかったのですが・・・

風のたよりに、倒れたということを聞いて、病院にいっても、寝ている姿にしか、

会えませんでした。

そのお宅に行くと、娘さんが、お父さんの作ったじゃがいもをくれました。

良く、お店にも届けてくれました。

100さいになっても、がんばってつくっていた、じゃがいもです。皆に
おいしいのを食べさせようと、作っていたのだと思います。

その方には、可愛がっているわんちゃんがおりました。いつも、散歩につれて
あるっていた、姿を思い出します。

そのわんちゃんがなくなり、そのわんちゃんの眠っているお墓に毎月1回
おとずれていたそうです。そのわんちゃんの眠っているお墓の住職は、
とても、良い人で、その耳が悪くて、話が良く通じないのに、
熱心に話を聞いてくれたそうです。そちらで、又、あらたな、野良犬とであい、
1ヶ月に1度、行くときには、ビーフジャーキーを野良犬にあたえていたそうです。

その1ヶ月に1度いっている、お墓参りの途中で、T字路をまっすぐ、
走ってしまって、ぶつかって、たおれたそうです。

そうそう、100さいなのに、免許もはくだつされずに、
車の運転をしていたのです。

脳の血管がきれたとのことですから、T字路を突っ走った時には、
きっと、意識がなかったのでしょうね・・・

今は、意識はあるとのこと・・・でも、家で行くときは、いつも、
寝ている姿にしかであえません。

もう、100歳だから、ふたたび、おきあがるのは、無理だと思います。と、
娘さんは言います。

良く、私達に、すいとんを作ってふるまってくれたのを思い出します。
とても、そぼくでおいしかったです。いつまでも、元気でいてほしいですが・・・